はじめて買う1つとしてミュウツーのデッキを選んだものの、そのあと何をすればよいか分からない。そんな状態で止まっている方もいるはずです。買ったままでも遊べますが、少し手を入れるだけで動きは変わります。スターターセット テラスタル ミュウツーexは60枚の構築済みデッキです。この記事では、中身を確認したうえで、そのままの戦い方と組み替えの手順を整理します。次に買うべきカードまで見えてきます。購入前に商品名も確認してください。
この記事で分かること
- ミュウツーのスタートデッキが指す商品
- 同梱されている内容と特徴
- 買ったままで戦うときの動かし方
- 組み替えの手順と優先順位
- 買い足すカードの選び方
ミュウツーのスタートデッキが指す商品
ポケカでミュウツーのスタートデッキといえば、「スターターセット テラスタル ミュウツーex」を指すのが一般的です。ポケモンカードゲーム公式の案内によれば、2023年9月22日に発売されました。
同時期には、ラウドボーンexを主役にしたセットも発売されています。2つのうちどちらを選んでも、すぐに対戦を始められる構成です。
商品には、60枚のデッキに加えて対戦に必要な道具が入っています。ダメカンやマーカー、コインなどがそろっているため、これ1つで遊び始められる形です。
ポケモンexが2枚入っている点も特徴です。デッキの主役が最初から用意されているため、何を軸に戦うかで迷いません。
ミュウツーexというカードの位置づけ
主役となるミュウツーexは、テラスタルのポケモンです。テラスタルには共通の性質があり、ベンチにいるかぎりワザのダメージを受けません。
この性質は、準備の段階で効いてきます。エネルギーをつけながらベンチで待機している間、相手の攻撃で倒される心配がないためです。育ててから前に出すという動きが、安全に行えます。
超タイプである点も押さえておきましょう。同じタイプのポケモンやエネルギーと組み合わせやすく、後から強化する方向も定まります。
なお、ポケモンexは倒されると相手にサイドを2枚渡します。前に出す判断には、この負担を含めて考えてください。
買ったままで戦うときの動かし方

組み替える前に、まずは買った状態で数回遊んでみることをおすすめします。理由は2つあります。
1つ目が、カードの役割を覚えられる点です。どのカードがいつ必要になるかは、実際に使ってみないと分かりません。
2つ目が、不満に感じる部分が見えてくる点にあります。動き出しが遅い、必要なカードが引けないといった感覚が、そのまま改善の手がかりです。
戦い方の基本は単純です。覚えることは多くありません。序盤にたねポケモンを場に並べ、ミュウツーexにエネルギーを集めます。ベンチで守られている間に準備を進め、整ってから前に出す流れです。
手札を増やすサポートは、早めに使い切って構いません。温存しても、次の番に同じ枚数を引ける保証はないためです。
そのままの構成が抱えやすい弱点
遊んでみると、共通して感じる部分があります。組み替えの方向を決める材料として整理しておきます。
1つ目が、必要なカードを引ける確率です。スタートデッキは幅広い種類が1枚ずつ入っており、狙ったカードを引きにくい構成になっています。同じカードの枚数を増やすところから試してください。
2つ目が、序盤の速度です。山札を掘る手段が少ないと、主役にたどり着くまでに番数がかかります。相手が先に準備を終えると、そのまま押し切られる展開になりがちです。
3つ目が、前に出すポケモンを選べない場面です。入れ替え手段が足りないと、出したくないポケモンがバトル場に残ります。番を丸ごと失う原因になる部分です。
4つ目が、エネルギーの配分です。多すぎれば他のカードを引けず、少なすぎれば攻撃が遅れます。回してみて手札に余る枚数を数えると、適正が見えてきます。
これらは、どのスタートデッキにも共通する課題です。改造の優先順位を決めるときの手がかりにしてください。
組み替えの前に押さえるルール
自由に入れ替えられるとはいえ、守るべき決まりがあります。ポケモンカードゲーム公式が示している構築のルールを確認しておきましょう。
第1に、デッキは60枚です。カードを抜いたら、同じ枚数だけ足す必要があります。
第2に、同じ名前のカードは4枚までです。ただし基本エネルギーだけは例外で、枚数の制限がありません。
第3に、たねポケモンを1枚以上入れる必要があります。ルール上の下限であり、実戦ではこれより多く必要です。
この3つを外すと、対戦が成立しません。入れ替えのたびに枚数を数え直す習慣をつけてください。
組み替えの手順
手順を決めておくと、迷わず進められます。3段階に分けて説明します。
1.軸を決める
最初にやるのは、何を主役にするかを決めることです。ミュウツーexをそのまま軸にするなら、以降の判断はそこへ寄せていきます。
主役が決まったら、その勝ち筋を1文で書き出してください。「ミュウツーexにエネルギーを集めて、大きなダメージで倒す」といった形で十分です。
この1文が判断基準です。抜くか入れるか迷ったとき、勝ち筋に貢献するかどうかで決められます。
2.抜くカードを決める
次に、抜く候補を挙げます。優先度が高いのは、勝ち筋に関わらないポケモンです。主役と関係のない進化ラインが入っているなら、丸ごと抜ける可能性があります。
もう1つの候補が、使う場面の限られるカードです。特定の状況でしか効果がないカードは、手札で眠る時間が長くなります。
抜いた枚数は紙に書き留めてください。頭のなかで数えると間違いのもとです。
3.入れるカードを決める
最後に、空いた枠を埋めます。優先すべきは、山札を掘るカードとポケモンを探すカードです。主役を引けなければ、どれだけ強いカードを入れても意味がありません。
次に、入れ替え手段を足します。前に出したくないポケモンがバトル場に残ると、番を丸ごと失います。
エネルギーの枚数も見直しましょう。主役のワザに必要な数から逆算して、多すぎないか少なすぎないかを確認してください。
役割ごとに数える方法
組み替えが進むと、全体像が見えにくくなります。役割ごとに数える方法を使えば、偏りに気づけます。
数え方は簡単です。60枚を4つに分類します。攻撃するポケモン、それを支えるポケモン、山札を掘るサポート、盤面を動かすグッズという分け方です。エネルギーは別枠で数えます。
初めて組み替える場合、攻撃するポケモンが多くなりがちです。強力なカードを入れたくなるためですが、掘る手段が足りなければ手札に来ません。
目安として、山札を掘る枚数と探す枚数の合計が、攻撃役の枚数を下回っていないかを確認してください。下回っているなら、そこが改善点です。
数えた結果は紙に書き出しておきましょう。次に組み替えるとき、前回との違いが分かります。
買い足すカードの優先順位

予算をかける順番を決めておくと、無駄が出ません。3段階で考えます。
第1に、山札を掘るカードです。1枚あたりの価格が抑えられていることが多く、効果は全体に及ぶ枠です。派手さはありませんが、勝率への貢献度は高い枠といえます。
第2に、入れ替え手段です。前に出すポケモンを選べるかどうかで、盤面の自由度が変わります。
第3に、攻撃役の強化です。ここは最後で構いません。動く形ができてから足すほうが、強化の効果を実感できます。
もう1つの選択肢として、同じスタートデッキをもう1つ買う方法もあります。同じカードが2枚ずつになるため、引きやすさが上がります。1つあたりの負担が軽いぶん、試しやすい進め方です。
相手に応じた立ち回り
デッキの中身が整ってきたら、相手による動かし方の違いも意識してみてください。3つの型に分けて考えると分かりやすくなります。
速度で押してくる相手には、準備を急ぐ必要があります。ベンチで守られる性質があるとはいえ、悠長に育てているとサイドを先に取られます。最低限のエネルギーで攻撃に移る判断も選択肢です。
耐久を上げてくる相手には、打点を伸ばす方向で考えます。1回で倒し切れないなら、2回で倒す前提に切り替えてください。そのぶん、こちらが耐えられるかの計算が必要です。
ベンチを攻撃してくる相手には、並べ方の工夫が要ります。テラスタルの性質で守られるのは主役だけであり、他のポケモンは通常どおり倒されます。
いずれの場合も、相手の残りサイドを数える習慣が助けです。何回まで倒されてよいかが分かれば、無理な攻撃を避けられます。
超タイプへ広げるという方向
ミュウツーexを軸に据えるなら、同じ超タイプのカードを足していく方向が自然です。エネルギーの色を統一できるためです。
超タイプには、複数のポケモンを並べて戦う構築もあります。バレットと呼ばれる形です。相手に応じてアタッカーを使い分ける形で、対応力の高さが持ち味といえます。
支えるカードとしては、超エネルギーを供給する手段が候補です。たとえば拡張パック「ムニキスゼロ」には、テレパス超エネルギーが収録されています。ついているかぎり、エネルギー1個ぶんとして働く特殊エネルギーです。手札からポケモンにつけたとき、山札から超タイプのたねポケモンを2枚までベンチに出せます。
エネルギーを供給しながら展開も進むカードは、スタートデッキの弱点を補ってくれます。1枚で2つの役割をこなす枠は、限られた60枚のなかで価値が高い部分です。組み替えの方向が決まったら、こうしたカードから探してみてください。
買い足しの目安金額
どのくらいの予算を見込めばよいかも、あらかじめ考えておくと動きやすくなります。
掘る手段や入れ替え手段は、1枚あたりの価格が抑えられている場合が多くあります。まずここから揃えれば、少額でも動きは変わります。
攻撃役の強化は、金額が上がりやすい部分です。人気のあるポケモンほど価格は高くなるため、優先順位を下げるほうが無理なく進められます。
同じスタートデッキをもう1つ買う方法は、費用対効果の面でも検討する価値があります。複数のカードが同時に2枚ずつになるためです。
上限を先に決めておくと、判断が速くなります。決めた額を超えたらその月は終わりという線引きが有効でしょう。
レギュレーションの確認
大会に出る予定があるなら、この確認を飛ばさないでください。使えないカードが混ざっていると参加できません。
判断はカード左下のマークで行います。ポケモンカードゲーム公式の案内では、2026年1月23日から、スタンダードで使えるのはH・I・Jのマークが入ったカードだけです。
2023年発売の商品であるため、同梱されているカードが現在の範囲に含まれるかどうかは、実物のマークで確かめる必要があります。名前や商品名の記憶ではなく、カードそのものを見てください。
友人と遊ぶだけなら、範囲は自由です。お互いが納得できるルールを決めれば問題ありません。
テラスタルという性質を活かす
主役の特徴を理解しておくと、組み替えの方向が定まります。テラスタルの性質を掘り下げておきましょう。
ベンチにいるかぎりワザのダメージを受けないという性質は、準備の安全を保証します。相手からすると、育っていくポケモンに手を出せない状況です。
この性質を活かすなら、ベンチで時間をかけて育てる構築が噛み合います。エネルギーを何番かに分けてつけ、整ってから前に出す流れです。
一方で、前に出た瞬間から通常どおり攻撃を受けます。出すタイミングの判断が、そのまま勝敗を左右する部分になるでしょう。
もう1点、ダメカンを直接置く効果はベンチでも通ります。ワザのダメージ以外は防げないため、相手の構築によっては削られる場合もあります。
よくある失敗
組み替えでつまずく箇所は、だいたい決まっています。4つ挙げておきます。
1つ目が、強いカードを入れすぎる形です。攻撃役ばかりが増えると、序盤に動けない試合が多くなりがちです。
2つ目が、抜きすぎです。デッキを掘るカードや入れ替え手段まで抜くと、主役にたどり着けません。
3つ目が、エネルギーの色を増やしすぎる形です。2色までに抑えると、必要な色がそろわない事故を減らせます。
4つ目が、一度に変えすぎることです。10枚以上を同時に入れ替えると、何が効いたのか判断できません。1回の変更は2枚から3枚に絞ってください。
組み替えた結果を確かめる方法
入れ替えたら、必ず回して確かめてください。感覚ではなく数字で見ると、修正すべき箇所が具体的です。
まず、5回まわして初手で動けた回数を数えます。3回を下回るなら、たねポケモンか掘る手段が足りていません。派手なカードより、ここを先に直すべき段階です。
次に、ミュウツーexを場に出せた番を記録します。目標より2番以上遅いなら、探す手段の枚数を見直してください。
3つ目に、手札で余ったカードを書き出します。毎回同じカードが使われずに残るなら、それが次に抜く候補です。
この3つを1セットとして、組み替えのたびに繰り返します。数回続けるうちに、自分のデッキの弱点がどこにあるかが見えてきます。
必要なカードを揃える手順
買い足すときは、順番を決めると無駄が出ません。
第1に、必要なカードと枚数を書き出します。役割ごとに何枚必要かを紙に出してください。ここを飛ばすと、同じカードを重ねて買う事態が起きます。
第2に、複数のショップで価格を比べます。同じカードでも店舗差があり、送料の条件も違います。1枚ずつ別の店から買うと、送料の合計が本体価格を上回りかねません。
第3に、在庫と状態を確認します。安い店に在庫がなければ、結局は他店で買う流れです。
第4に、総額を計算してから注文します。カード代、送料、手数料をすべて足した数字が、実際に支払う額です。ショップごとの販売価格は、当サイトのカード別ページでご確認ください。
次のステップへ進むタイミング
組み替えを重ねると、いずれ元の面影がなくなります。そこから先の進み方にも触れておきます。
1つ目の道が、この構築を完成させることです。役割ごとの枚数が整い、狙った動きが安定して出せる状態が目標です。ここまで来ると、大会に持ち込んでも形になるでしょう。
2つ目の道が、別の軸で組み直すことです。組み替えの過程で余ったカードを使い、違う勝ち筋のデッキを作ります。2つ目のデッキがあると、相手に応じて選べます。
3つ目の道が、対戦環境に合わせた調整です。公式が公開する大会結果を見て、当たりやすい相手への対策を入れてください。ここからは構築というより調整の領域です。
どの道を進むにしても、土台は同じです。動く形を作り、役割ごとに枚数を数え、変更の効果を数字で確かめる。この繰り返しが上達の中身です。
ミュウツーのスタートデッキに関するよくある質問
判断に迷いやすい点を、質問形式で補足します。
いつ発売された商品ですか。ポケモンカードゲーム公式の案内では、2023年9月22日の発売です。
買ったままで対戦できますか。60枚のデッキと対戦に必要な道具がそろっているため、そのまま遊べます。
同じものを2つ買う意味はありますか。同じカードが2枚ずつになるため、引きたいカードを引ける確率が上がります。
何から買い足せばよいですか。山札を掘るカードとポケモンを探すカードが第一候補です。主役を引けなければ、他の強化は活きません。
大会に出られますか。使えるカードの範囲に収まっていれば出られます。カード左下のマークを1枚ずつ確認してください。
保管と持ち運びの準備
デッキが形になってきたら、扱い方も整えておきましょう。カードの状態は価値に直結します。
まず、スリーブです。何度も触るカードは、それだけ傷みます。対戦で使うなら、全枚数を同じスリーブに入れてください。柄が混ざると裏面から中身を推測できる状態になり、大会では問題です。
次に、デッキケースです。持ち運ぶ際の折れや反りを防げます。スリーブに入れた状態で収まるサイズを選んでください。
3つ目に、使わないカードの保管です。組み替えで余ったカードは、後から必要になる場合があります。まとめてケースに入れ、種類ごとに分けておくと探しやすくなります。
状態を保っておけば、手放すときの査定にも影響します。使わなくなったカードを売る選択肢を残すという意味でも、保管は無駄になりません。
最初の1つをどう育てるかは、その後の楽しみ方にもつながります。焦らず進めてください。
ミュウツーのスタートデッキで押さえる要点
ミュウツーのスタートデッキは「スターターセット テラスタル ミュウツーex」を指し、2023年9月22日に発売された商品です。ポケモンexが2枚入っており、対戦道具も同梱されているため、買ったその日から遊べます。組み替えるときは、軸を決め、勝ち筋に関わらないカードを抜き、掘る手段と入れ替え手段を足す順番で進めてください。
次にやることは1つです。まず買った状態で数回遊び、不満に感じた部分を書き出してください。動き出しが遅いのか、主役を引けないのかが分かれば、買い足すカードも決まります。必要なカードが見えたら、当サイトの価格ページで販売価格を比べておきましょう。
