受けるダメージが常に30減るポケモンで、相手のポケモンexだけを狙い撃つ。この組み合わせに興味を持った方は多いはずです。ただ実際に組もうとすると、どの相手に強いのか、何と組ませればよいのかが見えにくいところでしょう。この記事では、軸になるカードのテキストを正確に押さえたうえで、番ごとの動かし方と苦手な相手への備えまでを整理しました。まず相手の主力がポケモンexかを見て、採用理由を判断できます。必要なカードの見当がつきます。
この記事で分かること
- バッフロンデッキの軸になるカードの性能
- アフロガードが実質的に生む耐久の数字
- 相方に選ばれるメガガルーラexの役割
- 序盤から終盤までの回し方
- 弱点への備えとカードの揃え方
バッフロンデッキが指すもの
バッフロンデッキは、バッフロンexを軸にした構築を指します。対戦の場では、相方のポケモン名と合わせて「ガルーラバッフロン」と呼ばれる形もよく見かけます。
この構築の性格は、攻撃と守りで条件の有無が分かれている点にあります。特性は無条件で受けるダメージを減らし、ワザは相手がポケモンexのときだけ大きく伸びる設計です。守りは安定し、攻めは相手に依存します。
つまり、相手が何を主役にしているかで評価が変わります。ポケモンexを中心に据えた相手には強く出られる一方、そうでない相手には打点が伸びません。環境の分布を見てから持ち込むかどうかを決める、という使い方が向いています。
なお、バッフロンには過去のシリーズにも複数のカードがあります。収録パックが違えば効果も別物です。デッキを調べるときは、どのバッフロンを指しているかを確認してください。
バッフロンexのカード性能
まずカードのテキストを正確に確認します。ここを曖昧にしたまま組むと、耐えられる相手の見積もりを誤ります。
バッフロンexはHP220のたねポケモンで、拡張パック「ホワイトフレア」に収録されています。進化を待つ必要がなく、場に出した番から戦える点が扱いやすいところです。
特性「アフロガード」
特性は「アフロガード」です。効果は「このポケモンが受けるワザのダメージは-30される」というもので、条件は付いていません。
条件がない点が重要です。バトル場にいてもベンチにいても、毎回の攻撃に対して30が引かれます。相手からすると、こちらのHPが実質250あるのと同じ状況です。
30という数字は小さく見えるかもしれません。ただ、実際の対戦では打点の設計がHPぴったりに寄せられている場面が多くあります。ただ、相手のワザが220ちょうどで届く設計だった場合、この30があるだけで倒されません。1回耐えられるかどうかは、試合の流れを大きく左右します。
ワザ「ゴールドブレイク」
ワザは「ゴールドブレイク」で、基本のダメージは100です。あわせて「相手のバトルポケモンがポケモンexなら、100ダメージ追加」という効果が付いています。
条件を満たせば200ダメージに届く計算です。相手がポケモンex以外なら100どまりであるため、打点の落差ははっきりした設計です。
ここで注目したいのが、現在の対戦環境です。ポケモンexを主役に据えた構築は数多く、条件を満たす場面は珍しくありません。相手を選ぶワザではあるものの、当たる確率は決して低くない設計といえます。
相方に選ばれるメガガルーラex

バッフロンex1体で試合を終えられる場面は多くありません。組み合わせる相手として名前が挙がるのがメガガルーラexです。
メガガルーラexはHP300のたねポケモンで、拡張パック「メガシンフォニア」に収録されています。HPの高さは、この構築の守りを支える要素です。
特性「おつかいダッシュ」
特性は「おつかいダッシュ」です。このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使え、山札を2枚引けます。ただし、別の「おつかいダッシュ」を使った番には使えません。
山札を掘る手段を主役が持っている点は、構築の枠を節約できるという意味で価値があります。サポートの枚数を抑えられるぶん、他の役割にカードを回せるためです。
ワザ「マシンガンコンボ」
ワザは「マシンガンコンボ」で、基本のダメージは200です。加えて「ウラが出るまでコインを投げ、オモテの数×50ダメージ追加」という効果が付きます。
上限がないため、コイン次第では大きな数字が出ます。ただし期待値として考えるなら、素の200に少し上乗せされる程度と見積もっておくほうが安全でしょう。計算の立たない打点を前提にすると、判断がぶれます。
サイドを3枚渡すルール
注意点もあります。メガシンカexがきぜつしたとき、相手はサイドを3枚とります。通常のポケモンexが2枚であることを考えると、負担は重めです。
倒されると相手が一気に前進するため、前に出す判断は慎重に行ってください。HP300という数字は、この代償と釣り合わせるための設定と考えられます。
実質的な耐久を数字で確認する
アフロガードの価値は、具体的な数字にすると分かりやすくなります。相手の打点別に整理しておきましょう。
相手のワザが200ダメージなら、軽減後は170です。HP220のバッフロンexは1回では倒れません。2回目でようやく届く計算です。
相手が220ちょうどを出してくる場合も、軽減後は190です。つまり、素のHPで倒せる打点だったものが通らなくなります。この差が、アフロガードの実質的な価値です。
一方、250以上を一撃で出せる相手には届きません。軽減後も220を超えるためです。環境に高打点のアタッカーが多い時期は、この点を織り込んで判断してください。
計算のコツは、相手の打点から30を引いた数字で考えることです。慣れれば、盤面を見た瞬間に何回耐えられるかが分かります。
2体の役割分担
2枚の性能を並べると、担当する場面がはっきり分かれます。
バッフロンexは、相手がポケモンexのときの主戦力です。200ダメージを出しながら、受けるダメージを30減らせます。倒されてもサイドは2枚で済むため、相手にとっては効率の悪い的です。
メガガルーラexは、HPの高さと山札を掘る特性で盤面を支える役です。相手がポケモンex以外の場合、バッフロンexの打点が伸びないため、こちらが攻撃を引き受けます。
前に出す順番の判断が、この構築の腕の見せどころです。相手のバトル場にポケモンexがいるならバッフロンex、そうでないならメガガルーラex。単純な基準ですが、間違えると打点も守りも噛み合いません。
バッフロンデッキの回し方
番ごとにやることを決めておくと、実戦で迷いません。3段階に分けて確認します。
序盤の目標
最初の目標は、たねポケモンを場に並べることです。バッフロンexもメガガルーラexもたねであるため、初手から場に出せます。進化を待つ工程がない点は、この構築の強みです。
エネルギーの手張りは、次に前へ出す予定のポケモンに行います。どちらを主戦力にするかは、相手の初手を見てから決めても間に合います。
メガガルーラexをバトル場に置けたなら、特性で山札を掘っておきましょう。序盤に手札を増やしておくと、以降の展開が楽です。
中盤の組み立て
中盤は、相手のバトル場に何がいるかで攻撃役を切り替えます。ポケモンexが出てきたらバッフロンex、そうでなければメガガルーラexという判断です。
交代の手段は多めに持っておいてください。この構築では、前に出すポケモンを選べること自体が強さにつながります。前に出したいポケモンを選べないと、この構築の長所が消えます。入れ替え手段を削るのは避けたいところです。
相手の打点も数えておきましょう。アフロガードの30を引いた数字で計算すると、耐えられる回数が見えてきます。
終盤の詰め方
終盤は、サイドの残り枚数から逆算します。バッフロンexが倒されると2枚、メガガルーラexなら3枚を相手に渡す計算です。
どちらを前に出すかで、相手の勝ち筋の近さが変わります。残りサイドが少ない場面では、メガガルーラexを前に出さない判断も有効でしょう。
倒し切れない相手には、無理に攻撃を続けない選択もあります。盤面を残すほうが、次の番の選択肢は広がります。アフロガードがある以上、耐えて次の番に回すほうが得な場面は少なくありません。
ベンチの使い方と枠の配分

たねポケモン中心の構築では、ベンチの並べ方が選択肢の広さを決めます。何を置くかを意識しておきましょう。
まず、交代先としての役割です。前のポケモンが倒されたあと、すぐ攻撃を再開できる状態を保てるかが重要です。相手のバトル場がポケモンexかどうかで出したい側が変わるため、両方を置いておく形が理想です。
次に、サポート役の置き場です。山札を掘る特性や、エネルギーを供給する特性を持つポケモンがいれば、盤面の回転が上がります。ただし枠は限られるため、優先順位を決めてください。
3つ目に、狙われる的としての側面もあります。ベンチを攻撃してくる相手には、並べすぎると被害が広がります。アフロガードはベンチでも働くとはいえ、他のポケモンには適用されません。
枠の配分は、対戦を重ねながら詰めていくのが現実的です。最初は攻撃役を2種類、サポート役を1種類という配分から始めてみてください。
バッフロンデッキの強みと弱点
長所と短所を並べておくと、負けた原因を特定しやすくなります。
強みの1つ目は、たねポケモンだけで戦える点です。進化ラインを揃える必要がなく、事故の要因が減ります。
2つ目は、条件のない軽減効果です。アフロガードは場所も相手も選ばず働きます。計算に組み込みやすい、安定した守りです。
3つ目は、ポケモンexへの特効です。環境にポケモンexが多いほど、200ダメージが通る場面が増えます。
弱点の1つ目は、相手を選ぶワザです。ポケモンex以外が主役の相手には、100ダメージしか出せません。この状況をどう戦うかを、構築段階で決めておく必要があります。
2つ目は、サイドの重さです。メガガルーラexが倒されると3枚を渡します。2回倒されれば、ほぼ試合が決まる計算です。
3つ目は、特性を止められたときの脆さです。アフロガードが機能しなくなると、HP220のポケモンとして扱われます。相手が特性を無効にするカードを持っている場合、想定より早く倒されます。
苦手な相手との戦い方
不利を承知で当たる場面もあります。そのときの立ち回りを決めておいてください。
ポケモンex以外が主役の相手には、メガガルーラexを軸に据えます。バッフロンexの打点が伸びないぶん、HP300で受けながら200を出し続ける形です。
高打点の相手には、バッフロンexを前に置いて時間を稼ぐ方法があります。倒されてもサイドは2枚で済むため、メガガルーラexを守る盾として使えます。
特性を止めてくる相手には、止められる前に攻撃回数を稼ぐ意識が要ります。相手がその手段を使う番を予測し、それまでにサイドを進めておく組み立てです。
いずれの場合も、逆算が鍵です。相手が何回攻撃すればこちらを倒し切れるかを数え、その回数より先に勝ち切る道を探してください。
バッフロンデッキへの対策
対戦相手として当たる場合の考え方も押さえておきましょう。使う側にとっては弱点の裏返しです。
効きやすいのが、ポケモンex以外のアタッカーを使う形です。ゴールドブレイクの条件を満たさなければ、打点は100にとどまります。倒されてもサイドを1枚しか渡さないポケモンなら、交換の効率でも上回れます。
次に、特性を止める手段です。アフロガードが機能しなければ、HPは220のままです。1枚採用しておくだけで、必要な打点が30下がります。
3つ目が、250を超える打点を用意する形です。軽減後でも一撃で届くなら、耐久の計算そのものを無視できます。
練習で確認しておく3つの数字
組んだあとは、感覚ではなく数字で確かめてください。修正すべき箇所は、数字にすると具体的です。
1つ目が、ゴールドブレイクの条件を満たせた回数です。相手がポケモンexだった試合の割合が分かれば、この構築の適性が見えます。半数を下回るなら、相方の比重を上げる判断もあります。
2つ目が、前に出すポケモンを選べた回数です。交代したい場面で手段がなかった試合が多いなら、入れ替え手段が足りていません。
3つ目が、倒された回数と渡したサイドの合計です。メガガルーラexで3枚を渡す展開が続いているなら、前に出す判断そのものを見直す段階でしょう。
記録は簡単なもので構いません。3項目を書き留めるだけでも、次の調整の根拠です。
バッフロンデッキのカードを揃える手順
無駄な出費を避けるため、順番を決めて買い進めます。
第1に、バッフロンexを必要枚数そろえます。攻撃と守りの中心であり、ここが欠けると構築が成立しません。
第2に、相方のアタッカーを確保します。メガガルーラexを選ぶなら、サイドの重さも含めて枚数を検討してください。
第3に、入れ替え手段とデッキを掘るカードを足します。予算に余裕がなければ、ここは後から買い足しても構いません。前に出すポケモンを選べるかどうかが、この構築の勝率を左右します。
購入はカードショップの単品販売が中心です。必要な種類を名指しで買うほうが、パックから狙うより総額は明確です。販売価格は店舗ごとに差が出るため、当サイトのカード別ページで複数のショップを比べてから注文してください。
環境が変わったときの調整
この構築は、周囲の分布によって評価が動きます。環境が変わったときの対応を整理しておきます。
ポケモンexが減った場合、ゴールドブレイクの条件を満たしにくくなります。相方のアタッカーの比重を上げるか、別の打点手段を足す判断が必要です。
高打点のアタッカーが増えた場合は、アフロガードの30が相対的に軽くなります。回復手段や、倒されにくい交代先を検討してください。
特性を止めるカードが流行した場合は、より深刻です。守りの前提が崩れるため、その状況でも戦える形を用意しておくか、その時期は別の構築を選ぶかの判断です。
環境の確認は、公式が公開する大会結果が一次情報です。上位に並んだ構築の主役がポケモンexかどうかを数えるだけでも、判断の材料です。
バッフロンデッキに関するよくある質問
判断に迷いやすい点を、質問形式で補足します。
アフロガードはベンチでも働きますか。働きます。条件が書かれていないため、場所を問わず受けるワザのダメージが30減ります。
ゴールドブレイクは常に200ダメージですか。相手のバトルポケモンがポケモンexのときだけ200です。それ以外なら100にとどまります。
メガガルーラexは必須ですか。必須ではありません。ポケモンex以外の相手を任せられるアタッカーであれば、他の選択肢も検討できます。
バッフロンexは何枚必要ですか。主戦力であるため、引ける確率を上げる枚数が基本です。相方との比率は、練習しながら調整してください。
バッフロンexは自分もポケモンexですか。そのとおりです。倒されると相手はサイドを2枚とります。メガガルーラexの3枚と比べれば軽いものの、非exのポケモンよりは重い扱いです。
過去のバッフロンと同じですか。別のカードです。収録パックが違えば効果も変わります。商品ページの表記で見分けてください。
初心者でも扱えますか。たねポケモン中心で手順は少なめです。ただし、どちらを前に出すかの判断には慣れが要ります。
この構築が向いている人
同じデッキでも、好みによって評価は変わります。判断の材料を挙げておきます。
向いているのは、盤面の状況に応じて役割を切り替える戦い方が好きな方です。相手のバトル場を見てから前に出すポケモンを選ぶという判断が、毎番のように必要です。
進化を待たずに動ける点も、始めやすさにつながります。手順を覚える負担は軽く、対戦の回数を重ねるほど判断が速くなる構築です。
一方、決まった手順を繰り返したい方には向きません。相手によってやることが変わるため、型どおりに進む試合は少なくなります。
コインの結果に左右される部分がある点も、好みが分かれるところでしょう。メガガルーラexの追加ダメージは期待値として扱い、素の200で計算する習慣をつけておくと安定します。
強みも弱みも、相手のデッキ次第で振れ幅が大きい構築です。だからこそ、持ち込む前の環境確認が効いてくるわけです。
バッフロンデッキの現在地と次の一手
バッフロンデッキの軸は、条件なしで受けるダメージを30減らすアフロガードです。そこへ組み合わさるのが、相手がポケモンexなら200に届くゴールドブレイクです。相方にメガガルーラexを置けば、HP300の守りと山札を掘る特性が加わります。相手を選ぶワザである点と、サイドの重さが弱点です。
次にやることは1つです。自分がよく当たる相手のうち、ポケモンexを主役にした構築がどれだけあるかを数えてください。半数を超えるなら、この構築の適性は高いといえます。必要なカードが見えたら、当サイトの価格ページで販売価格を比べ、揃える順番を決めていきましょう。
